代表者紹介
寺澤 有(てらさわ ゆう)
撮影/岩本太郎 |
1967年2月9日、東京生まれ。
大学在学中の1989年、自動車雑誌『ニューモデルマガジンX』(ムックハウス)でジャーナリストとしてデビュー。交通取り締まりやPL(製造物責任)法の連載を手がける。
1991年、2年間続いた同誌の交通取り締まりの連載が終了し、それまで散発的に引き受けていた他紙誌での取材、執筆を本格化させる。
以後、強権を笠に着て不正をくり返す、警察官、検察官、裁判官、刑務官、自衛官などの公務員を追及する。と同時に、役所の記者会見からフリーランスを排除し、不正の追及を妨害する記者クラブ(新聞社やテレビ局、通信社などで構成される任意団体)も批判。これらの活動が評価されて、2014年、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」から「100人の報道のヒーロー」として表彰された。
独立性、客観性、スクープ性の高い報道を目指し、「インシデンツ」(出来事)という名称で、1999年からニュースサイトや版元の運営を続けている。
異色の警察映画『ポチの告白』(高橋玄監督)の原案協力者。